Bonsoir!ノタキラです。
今日は自由意志について。
ノタキラは茂木健一郎さんという科学者が好きです。知識が豊富で、愛嬌があり、髪がもじゃもじゃなところがいいなぁと。茂木さんは脳科学を広め、メディアでの露出度も高い方なのでご存知の方も多いかと思います。
そんな茂木さんですが、ノタキラは茂木さんが自由意志についてTwitterとYouTubeで語っているのを見つけたので、のぞいてみました。
Twitterでは下記のように発言しています。
自由意志は幻想で存在しないことを受け入れるとかえって自由になれる
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) January 20, 2021
科学的な視点から見れば自由意志(free will)は存在せず幻想に過ぎません。しかしそのことを受け入れることでかえって自由になれます。その理由を説明します。#もぎけんの情熱脳教室 #自由意志 #脳https://t.co/pz3WasiWA1
お時間のある方はYouTubeの方もご覧いただければと。
一般的に考えられている「気持ちを入れ替えることで、すぐさま何かを選択できる力」としての自由意志はないという風に茂木さんはおっしゃっており、僕も概ね同じ意見だなぁと感じました。
もちろん多くの読者の方が考えるように、個人は何かを選ぶことはできるとノタキラも考えています。3つの選択肢の中から一つを選ぶ。これはできます。しかし、「自由」と呼べるほど膨大な数の選択肢から選ぶことは、できないのではないでしょうか?
あくまで環境や状態に制限された中で絞られた選択肢の中から選ぶ、「限定意志」があるだけだと思います。
究極、選ぶ基準もそれまでの人生やその時の状態によってあらかじめ決められていると言えるでしょう。
では、状況を変えるために選択しているつもりでも選択できていないということでしょうか?
半分はその通りで、半分は違うというのがノタキラの見解です。
どういうことかと言うと、自由意志をもって瞬時に状況を一変させるような判断や選択はできないけれど、限られた選択肢であっても、多くの選択を積み重ねることで状況を大きく変えることができるということです。
いきなり英語が喋られるようにはならないけれど、ちょっとずつでも語彙を増やし、毎日英語を話す運動神経を鍛えていくことで、ある日、英語が喋られるようになります。
積み重ねが状況を変えていくということです。
なんだつまらない回答だなぁと思った方もいると思うので、ここからは、状況を変える上で、重要な場面があるということをお伝えしようと思います。
自由意志はないけれど、大事な局面での判断は、自らに大きな変化をもたらします。ここで言う大事な局面とは…。
それは、環境を選べるときです!
学校、会社、住まい、配偶者などの俗にライフイベントと呼ばれるものから、趣味のサークル、使用するパソコンなど生活で関わる時間が多くなるものまで、環境が選べる機会は様々あります。ブロガーになるというのも大きな環境の選択だとノタキラは思います(たぶんね!)。
環境が選ばれてしまえば、日々触れる人、物、情報が環境により方向づけされているので、どの選択肢を選んでも大きくベクトルが外れることはありません。
自らが望む環境下であれば、好ましいプラスのベクトルが働きますし、逆にブラック企業や恐妻などの環境を選んでしまうと、不幸へと続くマイナスのベクトルが働いてしまいます。
なので、環境を選ぶってとっても大事なんです!
(そんなの分かってるよ!って、そうですよね、念のための確認です。確認。)
これからしばらく付き合うことになる環境を選ぶ際には、「限定意志」を最大限に発揮して、最善の選択肢を選んでみてくださいね!
この記事を読んでくださったのは、最善最良の選択だったはずです!そう願います…。
「自由意志はない!」は、そんな感じ。
fin.