試行実験


Bonsoir、ノタキラです。

今日は「試す」ということについて。

「挑戦」という言葉がありますが、これは何か大きなことに挑む時に使うような言葉だと思います。
それに対して、「試す」、「試行」は、とりあえず小さなことからやってみるといったニュアンスのある言葉です。
新しいことを経験するのは、人生にとってプラスということを色々な書籍や情報媒体で目にすることが多く、その通りだと納得する方も多いと思います。
ですが、実際に何か新しいことに取り組むという段階になる人はなかなかいないんじゃないかと思います。

その理由は、大きく二つあると思います。

①新しいことを始めるのは、パッケージ化された大きなことでなくてはならない

これは、例えば、ヨガを始めるという時に、ヨガ教室に通わないとヨガを始めたことにならないと思い込んでいるパターンです。
本来であれば、ヨガのひとつのポーズでも、試しにやってみたらいいのに、ポーズをとってみることさえしないなどです。
何かスクールに通ったり、毎日の習慣にするくらいまでやらないと始めたことにならないと思い、小さなアクションを起こすこともしない。
これでは、いつまでたっても何も新しいことを始められない体質のままです。

②新しいことに挑戦するならば成功しなければならない。

二つ目は、新しいことを始めるには、気合を入れて「挑戦」し、それが「成功」、うまくいかなくてはならないと思い込んでいるパターンです。
新しい語学を始めるには、書籍を買って問題に挑戦してみて、その問題に正解、つまり成功しなくてはならないといった感じです。
この姿勢だと、成功の対義語である失敗がマイナスイメージとなってアクションを起こす足かせとなってしまいます。
そもそも新しいことに挑戦するという表現がよくないとノタキラは思います。
新しいことには、「挑戦」するのではなく、「試してみる」の姿勢がよいと思います。
「試してみる」は、失敗は織り込み済みです。
それがうまくいくかどうかなんてどうでもいいのです。
あえて言うならば、試した時点で「成功」です。

「試してみる」姿勢は、新しいことに触れ、取り組むのに積極的な姿勢となり、結果、どんどん新しいことを経験できる。

ノタキラは、生成AI時代の到来により知識よりも経験値が重要視される社会になると踏んでいますので、とりあえず「試してみる」姿勢は、経験値を積むための重要な戦略になるのではないかと思っています。

では、実際にどんなことを「試してみ」れるのか。例を挙げてみましょう。

・スマホの機能のボタンで、押したことのない機能を押してみる。
スマホは多機能なので、使ったことのないボタンや機能がたくさんあると思います。まずはその機能を使ってみましょう。
今日からスマホライフが充実する新しい機能が見つかるかもしれません。
(※ボタン操作後の不具合については、自己責任でお願いします…)

・帰り道に普段は通らない道を通ってみたり、入ったことのないお店に入ってみる。
知らない苗字の表札が見つかったり、意外な商品が置いてあったり、次に会った人に話せる話題が見つかるかもしれません。

・スーパーで、いつもは買わない野菜を買って食べてみる。余裕があれば調理方法を調べる。
その野菜の名前も知らなかったり、食べてみたら感じたことのない味覚が刺激されたり、冒険感を味わえるかもしれません。

・ノタキラのブログにいいねを押して、コメント欄でコメントをしてみる。
ノタキラの励みになり、あなたのことがブログで話題になったり、クスッとは笑える保証はないコメントが返ってくるかも。

成功するか失敗するかなんか考えずに試してみるということは、生まれ落ちてからたくさん経験してきたことですが、大人になると忘れてしまっている勇敢かつクリエイティブな姿勢なのかもしれません。

試す姿勢が、これからのわたしたちの人生をキラキラ、ワクワク、イキイキとしてくれると思いますので、一緒にいろんなことを試してみましょう。

これからもノタキラの試行実験、もとい思考実験、いやどっちも正解は、続くのであった〜。

「試行実験」は、そんな感じ。

fin.

 

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